一年たって分かること
この街に越して一年たちました。
一年たって分かったこと、色々あります。
近所の無愛想な柴犬はスパンキーという名前で、
しょっちゅうご主人に連れられて車でお出かけしています。
今では顔なじみですが、結局ご主人以外の人間には
あまり興味がないようです。
すんでいるマンションには「夏のサビ」が二匹やってきます。
サビというのは猫の模様の種類で、黄土色、黒、茶などがまじった
お世辞にも綺麗とはいえない模様の雑種猫のことです。
越してきたばかりのとき、サビが二匹階段や廊下にいついていたので
このマンションは猫もすんでるんだ、と嬉しくなったものでしたが、
9月にはいると彼らはひっそりと姿をけし、
私と同居人は彼らがいなくなってから、
彼らを「夏のサビ」と名づけたのでした。
今年蒸し暑くなったころに再び現れた二匹は
今年も空が高くなったころきれいに姿を消しました。
どこか遠くへ旅にでるのでしょうか。
それともほんの近く、ほんの少し
暖かい場所へ潜みにゆくのでしょうか。
みよ嬢から詩が送られて夜半、また曲ができました。